第5章 こんにちは
(妖精なのに、私たち人間に憧れていたなんて)
なで··
「猫ちゃんの時と変わらないじゃないですか」
✿✿✿
「こんにちは、✿さん」
「こんにちは、フリンズさん(これで偶然何回目?)」
※現在地
のびのびリゾート
チラッ
「何やら僕の仲間?に入るのか分からない妖精がいますが」
ふりふり
「〜♪」
「あぁ、この子はアシャと言う··妖精さん?」
「✿さん」
「はい?」
ギュッ
「僕と、アシャ··どちらが可愛いですか?」
手、握られた。手袋越しだから分かるけど、体温冷たいな
「···フリンズさん?(自分も妖精だからかな?)そうですね、人見知りで仲良くなると話すのが好きな妖精さんですかね」
ぱあぁ
「ふへへ」
ふりふり
「〜♪」
(可愛いな)