第21章 みんなの知らない彼の顔《番外編》
「エマ、声我慢せんで…」
『あっ、ンんっ、んぁ…やっ…//』
風呂の中やから響くのが嫌なんか声を我慢するエマ
後ろから抱き締めながら突き上げて、耳元で囁けばナカがきゅーって締まって僕のんを絞り出すように締め付ける。
それが気持ちええて堪らん。
嫌言うてるけど、この嫌はまじの嫌やないのんは確実や。
僕らが動くたびに足元のお湯はバシャバシャと音を立てる。
その音が僕らを興奮させてた。
おまけに…
『あっ、そ、しろ…んっ…顔みたい…ッあ…』
こんな可愛ええこと言う僕の彼女…
ご要望通り彼女の躰をクルッと回して、正面に移動させる。
「どないしたん?今日もやけど、めっちゃ可愛ええこと言うてくれるやん」
『だって…えっちしてる時の宗四郎の顔が見れるのは私の特権だも…んぁっ!!//』
え?それって…
もしかして…
期待が先走って頬が緩む…
「エマッ…もしかして妬いてくれとるんか?」
僕の問いに小さく頷くエマ…
やばい、嬉しいて堪らんねんけど…
『ッ!ぁあっ!そ、しろ…///』
更に頬を赤くするエマ、多分バレたわ。
しゃーないやん、エマが嫉妬してくれてるんやで?
そりゃデカなるやろ…
「君が可愛ええこと言うてくれるから、僕のんも大きなってしもたわ…とりあえず1回イッとこか…」
エマの唇に齧り付くようにキスをし、舌を絡ませあって互いの唾液を交換しあう…
エマの口からは飲み込みきれんかった唾液が流れ落ちる…
『んっ、ンんぁ…ッ!あっあん!』
唇を離したと同時に腰の動きを一気に早めた…
エマには悪いけど、今日も朝までコースやわ。