• テキストサイズ

烏野高校排球部の日常

第11章 ガチャガチャ


それから日向は何回かガチャガチャしたけど
うさ子は出ず

「もう、やめときなよ。お金もったいないよ?」
「いや、次こそ、次こそー!!!」

さっきからこの繰り返しだ。

なんか、お金使いすぎて後戻りできないだけなんじゃ・・・
クレーンゲームに似た感覚?


なんて考えていると

「ついに・・・!ついにきた!!!!」

日向はカプセルを嬉しそうに掲げている。
中を見ると確かにうさ子が入っていた。

「よかったね!」
「おう!ほんと!家宝にする!!」


すごく、幸せそうだ・・・

「ガチャガチャでそんなに笑顔になれるなら、今日こんなに回したことも損ではないと思うよ。」
「だろ?おれは、うっさんにお金を払ってるんじゃなくて、この喜びを味わうためにお金を払ってたんだ!」

ごめん。
何言ってるのかわからない。

けど、日向が幸せそうで何よりです。
/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp