第8章 血液型
「え?!そんなことってある?!」
部活も終わり、帰り道。
衝撃の真実が発覚。
「みんな、自分の血液型知らないの?」
「え・・・うん。知っとかないとダメ?」
「大きな事故に遭って輸血が必要になったらどうするの!!」
気付かなかった・・!という日向。
大丈夫かな、この子…。
なんと、1年生4人とも血液型不明とのこと。
「たまに“不明”って人いるけど、こんなに集まるんだ…。」
よし、それなら…
「みんなが何型か予想してあげよう!」
いいアイディア☆
「うわー…不毛な時間だ。」
「うるさい、ツッキー!」
「でもさー、予想ってできんの?」
「うーん、血液型で性格が分かれるって聞いたことあるから、それに当てはめるんじゃない?」
「え?!血液型で性格まで決まるの?!」
「まじでか…。」
「あはは、まあ、占いみたいなものだから。」
ぐっちの話を聞いて、日向と影山がカルチャーショックを受けてる。
今まで16年間生きてきて、1度もその話を聞いたことがないことに驚きだよ、私は。
「よく言われるのは、A型は几帳面、B型はマイペース、O型はおおらか、AB型は二重人格…かな?」
そんで、ぐっちはなぜそんなに詳しいのに自分の血液型わからないんだ…。