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緋色の愛で抱いて【最遊記悟浄夢】

第31章 嫉妬


そう言いながらも悟浄の手は止まらない…左手はそのまま、しかし右手がどんどん降りていき腹部、太ももをそっと撫で上げた。

「ンン…」
「俺の事だけ感じてて?」
「ァア…ん」

こくん…と頷く理世を見て首筋に舌を這わせながらも右手はゆっくりと足を開かせていく。

「…こんなになって…えろ…」
「そんな事…」
「そうだろ…こんなにとろっとろにして…」

すっと愛液を掬い取る。耳元でふっと笑い、顔の見えていない悟浄も目に熱が宿っているのだろうと俯き理世でさえも解るほどだった。
くちゅり…とわざと音を立てる様に秘部の中に指を進める悟浄。

「…熱くなってる…」
「ごじょ…ぉ…」
「ん?」

腕の中で何とか体の向きを少し変えれば振り返りながらも悟浄の顔を見れば視線が重なる。

「…どうした?」
「キス…したい…」
「…ほしがるねぇ…」

薄く、しかしきれいな唇がふわりと重なる。しかし右手は秘部の中を動き回る。

「…ン…ッ…」

背中に回された左手で体をグっと抱きしめられている中、唇はキスでふさがれ、右手はいい所をかすめ始める…

「…イキそうなんだろ?」

少し離れた隙間から悟浄は言葉を紡ぐ。

「…キス…やめちゃヤダ…」
「…」

深く、絡めている舌すら離されないままに、秘部の刺激も相重なって理世はビクッと体を震わせた。ようやく右手を離せば、唇も同時に離される。苦しそうに息をする理世も首に巻き付いていった。

「…なぁ、理世…」
「何…?」
「怒らねぇからよ…話してくんね?」
「な、にを?」
「昨日の夜、三蔵と本当に何もなかったか?」
「…なんで…?」

そう問いかける理世の肩を押し戻せば額をこつりと合わせた。
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