【第一章】世界の支配者篇 〜定められしサークリファイス〜
第24章 合コンだョ!全員集合【番外編】
「おやおや〜中原幹部ではありませんか〜」
「ん?手前は……」
ディアナは中也の手に触れて例の言葉を言った。
「今夜はたった一人の人に巡り会えた気がする」
「は?」
(やりやがったーー!!)
「ちょっとディアナ!ご主人に何してるのよ!!」
案の定、美鈴がディアナの前に現れた。
「あ、君いたんだ」
「最初からいたわ!ご主人が口説かれていたから来ただけよ」
「彼女でも無いのに?」
その一言が美鈴にとって地雷だったようで殺気が滲み出る。
「ご主人、この女◯していいですか?いいですよね?」
「落ち着けってw」
(中也君、笑い堪えちゃってる)
「メンヘラとヤンデレを掛け合わせた女に追いかけられそう〜こわーい」
キャハハと笑いながら酒が回って来たのかほんのりと頬を赤く染っているのが見える。
美鈴の怒りメーターが頂点に達する。
「お、おい!そこまでにしてやれ」
中也が止めるも時すでに遅し。
美鈴がディアナの腕を力強く掴む。
「え、なになに怖い!」
「ダディ助けてー」
「貴女が撒いた種を何故僕が?」
「ダディのケチーー!!」
ディアナはそもまま外に連れて行かれた。
その後、彼女の姿を見た者はいなかったとかいたとか。