第1章 火を怖がっていたら?
枢軸+味音痴
アーサー…
~
菊
「さん!?どうされたのですか!?」
貴方の誕生日ケーキにカチカチと音を鳴らし蝋燭に火をつけていたところさんは光もよそ見してしまう速さで遠くへ行ってしまいます。それでも火!火!と言えば察してくれてすみません、絶対善処します。と頭を下げてきます。
フェリシアーノ
「ヴェヴェヴェ!?ちゃんどうしちゃったの!?」
お墓参りに付き合ってくれていた彼。彼は日本の友達に聞いていた通り火をつけようとするのですが、さんの顔色が悪くなるのが分かったそう。こ、怖いんです…とおずおず伝えるとヴェー!?そうだったの!?と言い、今度からはずっと目を瞑っておいてね!俺に任せてよ!と若干守ってくれるか分からない約束をしてくれます。
ルート
「体調でも悪いのか?」
日本ではこうやるのではないのか?と言い、誕生日ケーキに火をつけようとします。ますます顔色が悪くなっていくので流石の彼も火をつけるのはやめておくか?と聞いてくれます。はい…と空気のように軽い返事をしたあと耳元で"今度からは君の好き嫌いも把握しておこう"と囁きます。どこかのヘタレと違い守ってくれそうな約束です。
アーサー
「なんだ?デカイ音が嫌いなのか?」
彼と夏祭りに来ていた所、花火があるのを知らずアナウンスで一気に血の気が引くさん。彼は紳士なので気遣ってくれます。ちょっと遠い所へ行くか?と提案してくれます。ああ、そういえばは火が怖いんだっけか。と遠く聞こえる花火と一緒に聞こえました。焼きそばを一口、貴方は考えました。
そんなこと、言ったっけ。その考えは次の花火へと消えていきました。
アルフレッド
「君にその顔は似合わないぞ!どうしたんだい?」
彼の割には優しく聞いてくれます。誕生日でもなんでもないですがケーキに火をつける!という彼が絶対するであろう事に怯えています。彼の事だからbigな火だぞー!とかやったり…と不安な思考は止まりません。下をうつ向きがちな貴方に彼は気付きすぐ声をかけます。火、火が怖いんです。とどこか吹き掛けたら飛びそうな声で言うとok!彼女を別室へ連れていくんだぞ!と言ってつれていってくれます。今度はちゃんというんだぞ!もう!と言います。やる気だった…