第35章 冷たさの中の熱✿保科宗四郎✿裏
ベッドに連れてきて宗四郎を押し倒した。腰に跨り、指で陰茎に触れる。
「ま、待って?!僕、上がいいんやけど…」
腰の上から退き、隣に横になる。宗四郎はキスをしながら起き上がった。私の足を持って股を開き、グッと腰を引き寄せる。
「ごめん、ゴムないから外に出す。ええ?」
ナカに出したくないんだろうか…宗四郎が嫌なら仕方ない。コクっと頷いた。
「えーっと……処女やったりする?」
「秘密」
人差し指を口の前に立てて首を傾げた。宗四郎は「あざと…」と呟いて、先をあてがった。ゆっくりと入ってくるモノの質量がすごくて、上手く息が出来なくなる。
「っ…う、ぁ……深呼吸しぃ…」
頬を撫でられて、やっと呼吸が出来た。大きく息を吸って、ゆっくり吐いた。やっぱちょっと痛いな…でも大丈夫、さっき宗四郎の指が入ってたから。
痛みと快感が同時に来る。それに耐えていると、トンッ…と奥に宗四郎が当たった。たぶん宗四郎は気付いているだろうけど、何も言わずに優しくしてくれる。
少しすると、ぐりぐりと奥に押し付けてから、ゆっくり抽挿を始めた。少しずつ速くなっていく。水音が響き始めて、次第に痛みはなくなっていった。
「はっ、ぁ……美影、もう痛ない?っ…可愛ええ声しとる…」
「ぁ、んっ……はっ、あ…ァん、だいじょうぶ…あッ!」
厭らしい音が寝室に響いて、耳から脳を震わす。抽挿は一段と激しくなって、宗四郎を締め付けた。その瞬間、宗四郎は一気に引き抜き、お腹に熱いモノをかけた。
「ッ、はぁ…ぁ……ごめ、ナカにちょっと出た…」
「え?……ん、いいよ」
今、すごく幸せだから。きつく抱き締めた腕の温度に、冷えたあの頃を溶かされた。
_____________end.