第21章 忘れられない✿保科宗四郎✿裏
気付けばツナギになっている隊服は足首まで落ち下着は下ろされ、膣内をぐちゃぐちゃに掻き回されていた。何度か達した私は自力では立っていられず、宗ちゃんに腰を支えてもらっている。
片足を持ち上げられて隊服が足から抜け落ち、自身を露わにした宗ちゃんは、珠を作って流れる先走りを私のソコに擦り付けてくる。
「挿れるで…はぁ…ええ?」
「早く、おねが…宗ちゃんが欲しっ、あっ!」
私の言葉を聞いたのか聞いていないのか、言い切る前に一気に奥まで入ってきた彼に、少しの痛みを感じながら善がる。
くちゅくちゅと奥に擦り付けて、抽挿を始めた宗ちゃんはすぐに激しく腰を振り始める。お互いがお互いを求めて貪り合った。今まで離れていた身体を密着させて…。
肌がぶつかり合う乾いた音と卑猥な水音が廊下に鳴り響く。こんなところで私たちは初めて身体を重ねている。そんなことはどうでもいいと言うように、必死に舌を絡め合った。
一気に速さを増した彼の腰が限界を伝えてくる。出るっ…という吐息にも似た宗ちゃんの声が聞こえると一気に引き抜かれ、彼の欲は私の下腹部に吐き出されてぽたぽたと虚しく床に落ちていった。
「美影ちゃんごめん…先にしてもうて…好きや。ガキん頃からずっと、君しか見とらん」
「私も…私も宗ちゃんのことだけ想って生きてきた…!」
もう離さないと、お互いをきつく抱き締めた。
次の日の合同訓練で亜白隊長と弦くんに呼び出されて、バレていたらしく、こっぴどく叱られた。
______________....end.