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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第3章 初夜




お遣いから帰って
黒崎に食材を渡し、
ソファに腰掛ける。

すると、

ガチャ…

とリビングの扉が開き、
ノースリーブ&ハイネックの
黒いワンピースに身を包んだ
〇〇が現れる。

この場にいる
全員が息を飲む…

『お待たせ~//
どうかな?』

似合っているかを
俺たちに確かめる

「綺麗だよ?レディ。」

なんて神宮寺が褒め、

「お前、そんな格好で寝んのか?//」

と黒崎が頬を染めながら問う。
どうせ、夜伽のことばかり考えておるのだろう。

『ちっがうよ〜!
ディナーをバスローブで
食べる訳にはいかないと思って、
部屋着にしただけ!』

とムキになって言い返す〇〇だが、

「って、よく見たらすごいところに
スリットが入ってますね…///」

という一ノ瀬の台詞に

『そうなの♡
ここがこの服の可愛いところ~//』

とテンションの高い〇〇。

確かに下着が見えるんじゃないかと
思うくらい上の方にスリットが空いていて
〇〇の脚が見え隠れする。

「劇の時の衣装よりスパイっぽいね…」

と、神宮寺が熱っぽい視線を向ける。

『確かに〜!
次にスパイ役いただけた時は

こういう衣装にしてもらおっかなぁ〜//』

なんて言うこやつに

「それは絶対ダメ。」

と、全員で断固反対。

変なファンが出来てはいけないからな…
それに、この太ももを
他の誰かに見せる…
いや、役によっては触られる…
なんてことがあってはならんからな。

そして、

黒崎と神宮寺によって

カチャカチャとダイニングに
ディナーの準備がされて、
晩餐会が始まる。



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