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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第11章 SSS選考ライブ



「HE★VENSってあの!?3人組!?」

と聞き返すと…

『んー。…
私の記憶では7人なんだけどね…
うたプリアワードは出てなかったね…

減ったのかな…』

「そ、そうなんだ…」

てことは、
彼らとも知り合い…

〇〇のネットワーク…
侮れないわね。。

司会者もHE★VENSに気づいたようで
困惑しながらも、
彼らのことを紹介してしまっている。

暗闇に彼らのシルエットが
映し出され、

「7人!?」
『やっぱり…』

となる。

そして

”「ようこそ 新世界へ!」”

と曲が始まる。

**

『す、すご……い…』

会場が困惑と、混沌の渦に巻き込まれているのが
テレビの前の私たちにも伝わってくる。

「これが…HE★VENS…//」

『って、何、心打たれてるのっ!!
瑛一なんて、絶対に応援しないんだから!』

なんだかここのリーダーとも
1悶着あった様子の〇〇
また今度詳しく聞くことにしよう。

HE★VENSのメンバーが
自己紹介しているなか

『あっ、瑛二は別ね!
可愛いから!』

と、私の方に言ってくるが…

「いや、知らないわよ!」

ってなる。

『鳳兄弟以外は会ったことないけど…
なんだか、癖の強そうな感じ…( ˊᵕˋ ;)』

アンタが言うか…とも思うが
確かにこの急展開は予想外。

今日は実質2組のどちらが選ばれるか…
って感じだったけど…
これからどうなるんだろう…

そして、自己紹介が終わった頃

"「ッフハハハハ…

…ST☆RISH?

…QUARTET NIGHT?

違う、違う!違う!違う!

世界を制するのは
HE★VENSだ!」”

と鳳 瑛一のマイクパフォーマンスが光り、

そこから各グループの名前を口々に
叫ぶ会場のファン達。

『なによぉ…
HE★VENSまで入ってくるなんて
聞いてないぃ〜(。>ㅿ<。)』

テレビを指差しながら
パニックになっている〇〇。

無理もない。

4人のうち2人は喜んで帰還する予定だったのだ。
そこに不確定要素が現れた。
彼らは〇〇にとっても、
招かれざる客なのだ。

そして、間もなく
その結果発表が行われる。



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