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【OP】闇夜の太陽/前日譚│コラソン

第3章 前日譚3:貴方の覚悟は凪のように


《AnotherStory》闇夜の太陽:前日譚3
5(1/1)/5P┃ドリノベ版05/05P┃0500字
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ふたりを乗せた船が全く見えなくなっても、海から目を離すことができずにただずっとボーッとながめていた。

そして『私もいよいよ正念場』だと、覚悟をにぎるように拳を強くにぎる。


コラさんとローくんと一緒に過ごした短かくも素晴らしき日々は、すでに私の中で失いたくない、掛けがえのない物になっているのだから。

ゆえに、絶対に迷ったり、ためらってはいけない。

(そもそも『原作を変える』ということに罪悪感や不安が無いはずがない。だけど変えたい。変えてしまいたい。一瞬でも迷ってためらえば【原作の運命】のような強い力に、抗うことなどできないだろう。………………これは[尾田栄一郎の原作]じゃない。ここは無限にある平行世界のようなパラレルワールド。二次創作のアナザーストーリー。だって私と言う存在は明らかな[イレギュラー]………部外者なんだから……だから、大丈夫。大丈夫。大丈夫)


何度も自分に言い聞かせて、帰還への手順を踏んだ。

運命との勝負の刻まで、あとわずか─────


執筆日〔2018,02,09〕
変加筆〔2024,04,24〕
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