第2章 黎—れい—
「んぐ…っ、んぅ、ぅぅ…………っ」
「黎、瑠璃にはまだ早いって」
膝ついて。
真っ赤になって熟れた顔。
涙でぐしゃぐしゃにしたおっきな瞳を閉じて。
瑠璃が必死に俺を、頬張る。
「瑠璃、目ぇあけて」
俺の言葉に、俺たちの言葉に瑠璃はいつも忠実に従う。
苦しい。
瑠璃の目がそう言ってた。
「…………出来るよな?瑠璃」
こくん、て頷いて。
瑠璃が舌を、動かす。
「黎」
「瑠璃そう、上手。もっと奥まで入れて。そう。」
コツン、て。
喉奥に、あたる。
瑠璃の目が、不安気に揺れたのがわかる。
瑠璃の小さい口の中。
正直咥えてるだけでも辛いだろうな。
「瑠璃、奥入れるよ?ゆっくりいれるから飲み込んで」
「黎っ」
涙と涎を流しながら、それでも必死にコクコクと頷く瑠璃の健気さは、諸刃の剣。
大事にしたいと思う反面。
めちゃくちゃに壊してやりたくなる。
どこまでやる?
おまえは、どこまで俺たちに従う?
「んんぅ、ふぐぅ…………っ、ん、ん」
「うん。苦しいね瑠璃」
喉奥まで押し込まれて。
苦しげに瑠璃のかわいい顔が歪む。
「動くよ」
「黎っ」
瑠璃の頭へと手を置いて。
ゆっくりと、腰を動かせば。
苦しそうに瑠璃が、大暴れする。
「瑠璃、お口止まってる」
ガンガンに腰を振りたいもどかしさに少しだけイライラする。
いいところにあたってもすぐ、喉奥から瑠璃が離れてく。
苦しいよな。
息も出来なくて苦しいだろ。
おまえ平気なの。
こんな酷いことされて。
平気なの。
なぁ。
瑠璃。
「ぅえ…………っ、ゴホッ、ゴホッ、」
「瑠璃っ」
今しがた射精したものに混ざって。
瑠璃の吐瀉物が床へと広がった。
「ご、ごめ…………っ、あたし」
「大丈夫だよこんなの。ちゃんと黎が片付けるから。瑠璃は?大丈夫?」
「俺?」
「黎が瑠璃に無理させたんだろーが」
「瑠璃がやりたいっつったの!」