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エゴイスト達とアオハル【ブルーロック/R18】

第4章 *意外な彼の顔  糸師 凛


『凛ちゃん、おかえりなさい!』

ただいまとぶっきらぼうに答える彼は幼馴染であり、彼氏の凛ちゃん。

突然合宿に行くと言い、数ヶ月も音信不通だった彼を心配していたが、テレビに映る彼をみて安心した。

そして改めて彼のプレーに魅了された。

試合の翌日、凛ちゃんから連絡があった。

2週間のオフがあるらしく帰ってくるとのこと。

そして今、彼が帰ってきたところである。

『ご飯食べる?』

「ああ」

そういうと思っていたので、先に準備しておいたおかずを温め直す。

凛ちゃんはリビングで寛いでいた。

ここは私の家だが、ほぼ凛ちゃんの家である。

私たちの家は隣同士で、親同士も仲が良く幼い頃から行き来しているからだ。

今日はお父さんとお母さんはデートで出掛けている為、2人でゆっくり過ごす予定だ。

ご飯を食べ、昨日の試合を見返していた。

その時、つい言ってしまったのだ。

彼の名前を、、、


『冴ちゃん、、やっぱり凄い、、、きゃっ!』

「今なんつった」

突然視界が凛ちゃんの顔と天井に変わったのだ。


そして凛ちゃんの瞳が鋭く光る、、、

この瞳をした彼から逃げ出すことは出来ない。


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