第6章 忘れていたもの💛
5月下旬。
メンバーと夕食を食べたあと
🌸はキッチンに居た。
長時間キッチンにいることもあるので
椅子を買ってもらった。
あらかた片付けが終わり
椅子に座っていると💛が来た。
💛「ねーえ!!」
なんかちょっと怒ってる?
🌸「なんですか?」
座っている🌸の上に向かい合わせで座り、両腕を肩に載せてきた。
💛「💜から聞いたんだけど、誕生日プレゼントあげたの?」
🌸「そ。。うですね?」
💛「俺、こないだ誕生日だったのに貰ってないんだけど!」
🌸「💜くんは外出日に一緒に出かけたからで、💛は渡そうと思ったけど、何ほしいかわかんないし、見に行けないしと思ってて。。。」
💛「💜だけずるい!俺も欲しいっ」
そこに🩷と🧡がきた。
🩷「💛が🌸ちゃんとイチャイチャしてるー!」
🧡「これは事件ですね!!」
💛「してねーよっ」
🩷「これはどーみてもっ」
🧡「事件ですね!!」
💛「💜が誕生日プレゼント貰ってるのに、俺は貰ってないから、聞いてただけだよっ」
🌸「今度じゃダメですか?」
💛「今がいい。」
🩷「🌸ちゃん、どうでしょうか?」
🧡「今がいいという駄々っ子は諦めないよー」
🌸「んーえー。。。どうしよっかな。。」
💛「今じゃなきゃヤダー」
🌸「と言われましても何も無いですしね。。」
🩷「と、いうことはー?」
🌸「あ!じゃ、1回だけなんでもしますっ!」
💛「なんでも?」
🩷と🧡は、顔を見合せた。
💛「ほんとに?」
🌸「はいっ!」
上機嫌になった💛は🌸から立ち上がり
💛「じゃ、今日の夜、部屋いくから!」
🌸「?」
と、嬉しそうにコミュニティルームに戻って行った。
🩷「あーあ。」
🧡「これはもうあれですね。。」
🌸「え?なに?!」
🩷はどんまいっという顔をして
🌸の肩をポンポンと叩き、戻り
🧡も同じような顔をして戻ってしまい
キッチンに残されてしまった。
🌸「ねー!なーにー!!」
🧡は振り返らず手を振った。