第4章 『いっぷ』ではない事1
「あっ、天原、出るっ」
手を強く掴まれて。
どっぴゅんっ♡とザーメンがあふれ出す。
床ポタポタこぼれるそれ。
真人が手をどけたので私は床に顔を近付け舐めとる。
「お前やめろよ、汚い!」
「きたなふないよ?」
鼻から息を出したらぷうと白い鼻ちょうちんが出た。
これをいつかおマンコで飲みたいな、と思いながら飲みきる。
真人がティッシュで私の口と鼻をふく。
そしてズレたブラと制服をなおしてくれた。
「……」
そして俯いて黙ってしまった―――。
さっきとは違う、透明な物が床に落ちる。
泣いてるの?何故?
「ごめんな、助けてやれなくて」
―――あら。そんな事思ってくれてるんだ。
何だか暖かい、でも逆に冷えていく部分もあった。
「良いの。私は好きでやってるんだから、」
『ねっ?』と、俯いていたから可愛い頭にちゅっ♡とキスをする。
―――大好きな、マイフェアジェントル。
あなたはずっとそのままでいてね。