第16章 N氏の話を信じるな。
「自慰で満足か?」
成部が下から固い物を押し付ける。
「白夜さんのおちんちん……ほしい」
腰をヘコつかせ、固い物に自分から尻を押し付ける那由太。
その素直な答えに成部は更にそうごうをくずす。
那由太をどかし、自分も夜着をぬぐ。
「ふぇぇ……」
那由太が感嘆の声をもらす。
まるで有名作家のブロンズ像の様な滑らかでしなやかでありながら、起伏のついた肉体。
そして、その股間。『そそり立つ』という表現が似合う隆々としたチンチン。
那由太とて、特別小さい訳でもたちが悪い訳でもない。
が、成部のそれは思い描いていたより立派で雄々しく、美しい。
このまま石膏で型をとったらさぞ美しい像ができるだろう。
「那由太、尻を開いて四つん這いになれ」
成部に言われ、那由太はベッドに寝ると手で尻の谷間を広げた。
はあはあ、と上がる息。那由太は興奮している。
夢にまで見た成部にとうとう抱かれてしまう!