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【OP】天涯海角│ドンキホーテ妹

第4章 〈■■■編┃3話途中〉大人


〈第3章 │03/10話〉【03 準備万端】2/2P
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私は今[珀鉛病]を治すことができる《オペオペの実》と大量の麻酔、食料や物質、ベリーや金目の物をしこたま持っている。

(確か[原作]では《オペオペ》さえあれば子供のローでも[珀鉛病]を治療できたハズ。だから[原作のコラさん]みたいにムリヤリ喰べさせちゃえば……)

(ううんダメ!!絶対にダメ!!いくらなんでも選択肢もナイとか!それじゃ[自己中心的な天竜人]だよ!!)


なので──────

過去と未来に起きた[原作で明かされたフレバンスの悲劇]と[関連項目]を思い出せる範囲で書いていたノート参照の書類と『私の正体と経歴』と『悲劇を回避したい旨』をつづった手紙をトラファルガーさんに送った。

(信じてくれるかな………)

『いやいや、こんな怪しい内容なのはさすがにムリだろ』と首をふる。

(……他人だし…だからこれは[一縷の望み]なくらいにしておこう)

どうしてもムリだったら、最終手段に『ローにムリヤリ喰べさせるしかない』と拳をにぎる。



ムシされる場合を考慮して『三日は待ちます』と書いた手紙のお返事を待ちながら、営業していなかった宿に部屋を用意してもらう。

そして持ってきた食材で腹持ちする物を三人で作成、配分していると、少年が私達のことをじっと見ているのに気づいた。

(え………………………………)

執筆日〔2024,08,01〕
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