第20章 結婚
先程とはうってかわって優しい声色で私の名前を呼び引き離すと、ジャージを肩にかけてくれた。
「なにされたん?大丈夫、別れたりせぇへんから。怒りもせん。」
「……胸触られて、下も舐められた…その後、すまた?って言ってた……ごめんなさい、何回もイっちゃった、抵抗出来なかった…。」
また彼の胸に縋って涙を零してしまう。
彼は一度ゆっくり深呼吸をすると、抱きしめ返してくれた。
ごめんなさいごめんなさいと謝り続けていると、もうええからと口を塞がれる。
角度を変えて何度も唇を食まれて、その間に胸を揉み突起を摘まれる。
乳首を弄りながら今度は舌を絡めてくちゅくちゅと水音を鳴らした。
扉が開いて鳴海隊長が何をしていると驚く。
すると宗四郎は唇を離した。
「今から消毒するんで、そこで見といてください。」
見とっ!?えっ!?
意味がわからないと文句を言いながらも、鳴海隊長は扉を閉めてそのまま凭れると、腕を組んで私たちを見てきた。
え、本当に見るの?