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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第20章 結婚


気が付くと、精液は拭き取られていたが、着ていた服もなくて全裸で布団の中にいた。


「私の服は…。」


周囲を見渡したが見つからず、スマホを探す。


私、なんてことをしてしまったんだろう。

これじゃあ、宗四郎のこと責めれられない。


あの後、挿れられてないよね?
違和感はないけど、あんなに揺すぶられたのだ、わからない。


スマホは私の頭の上にあったので、すぐにディスプレイを明るくすると、すでに訓練は終わっている時間だった。

あまり寝ていなかったからか、あれからずっと寝てしまったようだ。


訓練は終わってるのに、どうしてまだ鳴海隊長は戻ってきていないのか。


これからどうしたらいい?
宗四郎に謝って、それで…別れるって言われたら?
そんなの、生きていけない…。


スマホの着信音が鳴って驚き肩を震わせる。

宗四郎だ…。
どうしよう、どうしよう…。


とりあえず出なきゃ。


「美影?僕もう有明についとるけど、まだ終わらん?」


「そ、しろう…ごめ、ごめんなさいっ…私……やだ、別れないで…。」


混乱する私にすぐ行くと言って電話を切った。

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