第20章 結婚
美影の声で目が覚めた。
まだ暗い。
どうしたのだろうと彼女を見てみるが、目を瞑っていた。
「んっ、あ…そしろ……イく…。」
「は?…なにして…。」
自分で弄ってるのかと思ったが、彼女の両手は僕にくっついているし、自慰ではイけなかったはずだ。
僕としてる夢でも見てるん?
薄く開いた口から未だに声が漏れている。
モゾモゾと足が動いている。
楽にしてやろうと、下着の中に手を入れて割れ目に指を押し込むと、熱くてびしょびしょに濡れていた。
軽く指を滑らせてやると、先程よりも大きな声が漏れる。
「あっ、んっ…きもちい……宗四郎?」
彼女の瞳が露わになって僕を見つめていて、みるみるうちに顔が真っ赤になっていく。
「気持ちええの?今、楽にしたるから。」
そう言って笑いかけると彼女は恥ずかしそうに目を伏せて、仰向けになり僕が触りやすいように足を開いてくれた。
濡れているから激しく動かしても大丈夫だろう。
「あっ、んっふぅ…あっ、だめ…イっちゃう……あっ、はっはあっ…あ…んっうぅ…。」
「可愛ええ、イってええで。」
くちゅくちゅと音がなる程激しく陰核を撫でてやれば、すぐに腰に力を入れ始めて身体が震え始める。
「あっ、そしろっ!すきっ、すきぃっ!あん…イくっ…あ、ああっ!」
太腿で僕の手を挟み込み腰をビクビクと震わせて、彼女は顔を隠した。
「腕、邪魔や。イく顔見たかったんに…。」
彼女の頭の下に片腕を回しその手で彼女の両手を押さえ込んで、また陰核を撫でてやる。
まだダメと言う彼女を無視して、ぐちゅぐちゅと水音をたてながら、彼女の可愛い蕾を激しく撫でた。
必死に僕の手から逃げようとしているが、自分の太腿で挟んでいるので抜けるはずもない。
どうやらすでにイっているようだ。
腰がビクビクと震えている。
それでも構わず指を動かし続けた。
そうしていると彼女は何度もイって涙を溢れさす。
「もっ、だめぇ…おねが、やめて…あぅ…おねがいぃ…ああっ!あっ、あっ、んぅ…。」
「ごめん、可愛いてやめれへん。」
立てた膝がガクガクと震えている。
彼女は腰を捻らせ本気で逃げようとし始めたので、僕に背を向けてしまった彼女をもう一度イかせて、指を引き抜いた。