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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第9章 決断


眠ってからほぼ経っていない状態で目が覚めた。

くちゅくちゅという水音と微かな喘ぎ声が聞こえたから。


目線を音がする方に向けると、全裸のままベッドサイドに座り、腕を激しく動かす宗四郎さんがいる。

もしかして、自分で?
そうか、私が眠ってしまったから…。


静かに名前を呼ぶと、大きく肩が跳ねた。
驚かせてしまったようだ。


「なんや起きたんか。めっちゃ恥ずいわ…シコっとるとこ見られたあ……。」


「ごめんなさい、私……私ばっかり…。」


「ええから、寝とき。」


いつの間にか敷いていた防水シーツはなくて、立ち上がった宗四郎さんが布団をかけてくれて、そのままおでこにキスをすると、おやすみと頬を撫でた。


布団の隙間から手を出して彼のモノに触れる。

んっと声を漏らしながら、陰茎をピクっと震わせた。


少し私を見つめると手をかしてくれと、私の手を自身の手で包み陰茎を握る。


「身体…見せてくれへん…?」


どうしてかはわからないが、言われるがまま布団を剥いで、全裸のままの姿を見せた。

いくら見られても、恥ずかしいな…。


「ありがとう。綺麗やで…。」


私の身体を見た彼のモノが手の中で大きくなった気がした。

手が先走りで濡れていく。
そのせいで滑りがよくなって、水音も大きくなった。

彼の息も上がり、時折甘い声を聞かせてくれる。


射精が近いと思ったので、身体を起こして咥えようとしたが、遅かった。


唇が陰茎に届く前に彼の喘ぎが大きくなり、白濁が顔にかかった。

私の手の中でピクピクと震えながら、残りの精子も吐き出そうとしている。


近付きながら口を開けると、ピュッピュッと私の口に少し入り、射精は終わった。


「もぉ、なにしとるん?そんなに飲みたかったん?ほんまえろい子やわぁ…。」


口に入った少量の精液を飲み込んだ。


ティッシュで私の顔を拭いてくれる。

綺麗に拭き取ると脱衣所に向かっていった。

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