• テキストサイズ

あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第9章 決断


誰にもやらへんと言いながら、私の身体に幾つもの赤い花を散らしていった。

そして満足したのか、また机の引き出しを開ける。


「僕を怒らした罰や。泣かせたる。」


その手には私に見せつけるように、卑猥な形をした物をいくつか持っていた。


口角を上げて薄く開かれた片目が鋭く光っている。


危険を察知し、布団で身体を隠しながら彼を見上げた。


「そっ、それでなにするの…?」


「ん?気持ちええことや。」


悪魔のように妖艶な笑みを浮かべた彼は、私に近付いてきて布団を剥ぎ取った。


「そんな怖がらんでも大丈夫や。僕が君が痛がることする思うてるん?こんな愛してんのに…。」


そんな風に言う彼を見て震えた。

怖いんじゃない、私を見つめるその熱い瞳が私が欲しいと濡れているから…。


濡れた頬を撫でると、笑いながらなんで泣いてるんやろと呟く。


「ほんま、君のこと想うとおかしなってまうわ。好きすぎて涙止まらへん。」


泣いてしまう程私のことを…堪らなく愛しくなり抱きしめる。


その時、カチッと音が聞こえ感じたことがない快感が陰核に与えられ、身体をビクッと大きく反応させながら甘い嬌声が漏れた。


罰だから最初から強くしてやると言って、激しく震えるたまご型の球体を下着越しに押し付けてくる。

耐えられずに足を閉じれば、膝を掴まれて大きく開かれる。


それが陰核に触れた瞬間にはすでに一度イっているのに…強すぎる快感を与え続けられる。

/ 591ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp