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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第8章 告白


「包帯取ってええか?めっちゃおっぱい触りたいんやけど…後でちゃんと直すから…。」


そう言って彼はキスをしながら、ジャージのファスナーを下ろすと包帯を崩した。

キスしたら返事出来ないし、まだいいと言っていないのに…。


舌を絡ませながら包帯を引っ張りずらされれば、すぐに硬く主張した先端が晒される。


「ははっ、出てもうたなあ?」


「んっ…まだいいって言ってないのに…。」


その先端をつつかれられながら、妖しく笑う彼を見上げた。

そしてそのまま先端を摘み顎を舐め上げて、おでこや頬に口付ける。


おでことおでこをくっつけて至近距離でその赤紫の瞳に見つめられらば、顔が熱くなり恥ずかしくなる。
それでも、もっと見て欲しいと思ってしまう。
そのまま私だけを見ていて欲しいと思ってしまう。


「そないなこと言いながら、悦んどるやないか。」


彼が私に触れる度に身体が反応し声を漏らしていた。


キッと睨んでお返しと言いながら、ジャージのファスナーを下ろし包帯を崩していく。

その間も彼は嬉しそうに笑っていた。


「ほんま…大好きや。」


完全に男の顔をした彼を見て息を飲む。
本当にあなたは…かっこよすぎるよ…。

絶対にその顔を他の人には見せないで…。

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