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あの日あなたに恋をした【怪獣8号:保科宗四郎】

第5章 嫉妬


すると彼は何かを思い出したように声を上げ、近いうちに病院に行けと言われた。

どうやらその...私のあそこの話らしい。
処女と言えど、あんなに濡れていて指1本入れようとするだけで痛いのはちょっとおかしいと...。

だから、診てもらうだけでも診てもらえという話だった。


「僕の挿れた時、痛い言うて泣いてもやめてあげれんへんで。」


さっきまで泣いていたくせに、揶揄うように意地悪な笑みを浮かべる。

想像すると恐怖と期待が入り交じり顔が熱くなった。


近付いて机に手をつき、身を乗り出す。
その柔らかい頬にキスをした。


「これからは好きって言っていいんですか?」


「あんま言わんでくれると助かるんやけどな...抱きたくてしゃーなくなる。」


わかりましたと言いながら頬と頬を擦り合わせた。

そういう可愛いこともあまりするなと言われてしまった。


頬を離して両手で彼の頬を包み込むと、その手に擦り寄せてきた。

宗四郎さんもそんなことしてると、私に襲われちゃいますよ...可愛すぎる。


お返しやと言って私の頬を包むと、そのまま指を滑らせ、親指で唇を撫でる。

少し唇を開けば、その瞬間を見逃さず滑り込ませてきた。
彼の指が舌に触れる。


「もう少し舌出してや。」


そう言って、指で舌を挟み引っ張り出される。

なんでこんなことをするのかわからずに、彼の目を見つめる。


舌を持ったまま、もう片方の手で顎に手を添えると、そのままゆっくり顔を上げられた。

すると、私の顔の上に移動すると、宗四郎さんは口を開けた。

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