第11章 及川の息子は今日もモテモテ
私の旦那は及川徹。高校卒業して彼の夢を一緒に追いかけて海外に来た
それから結婚してすぐに息子が生まれた。さすが、親子揃って女の子にモテる。
今日はそんな息子を紹介します
及川徹(29歳)
及川嫁(28歳)
及川悠太(7歳)
悠太「ただいま〜。今日いっぱいチョコもらったよ」
及川「おかえり。さすが俺の息子〜。パパも高校生の時たくさんもらってママにヤキモチ妬かれたなぁ。」
私「妬いてないし?!おかえり 悠太、手を洗ってきてね。」
今日は2月13日。バレンタイン前日だって言うのに紙袋とランドセルがいっぱいになるくらいもらってきた。まだ2年生なのにたくさんお友達に恵まれて幸せだね、なんて言おうとしたら
悠太「女の子三人に告白された。」
なんて言うからママは驚きです
今残って告白できる勇気があってえらいまぁなんて思ってたら
及川「まぁパパなんてファンクラブあってバレーの応援もほとんどパパのファンだったよ〜」
私「何張り合ってんの〜!まぁ確かにそれはそう」
悠太「俺なんて返事したらいいかわかんない。ちゃんとお礼は言ったけどお返ししきれないよ〜」
及川「好きじゃないなら告白を無理に受けなくてもいいんだよ。でも確かにお返しはそんな量があったらそうなるね。」
悠太「ママは?誰かにチョコあげたことある?」
私「ずっとパパにあげてたよ〜!付き合ってからも結婚してからも」
悠太「パパ、彼女どうやってつくるの?」
及川「まだいいんじゃない?今はたくさん遊んで勉強してバレーしなさい」
私「バレーは必ず入ってるのね笑」
悠太「俺もパパみたいにかっこいい選手になりたい!」
私「でも一番好きな選手は影山くんなんでしょ?」
悠太「うん!憧れだしかっこいいから大好き!」
私「わかる、笑顔がいいよね。尊い」
及川「えっ!なんで?パパは〜?!飛雄ちゃんよりパパの方がいいでしょ!」
なんてヤキモチを妬く及川パパ
及川「ママは俺にメロメロだもんね?高校の時から好きすぎて追っかけかけまわされたし〜」
私「ちょ、ばか!そんなことないし!」
及川「俺以外の選手かっこいいなんて言ったらテレビ壊しちゃうよ〜!」
悠太「やめてパパ。笑」
きょうも嫉妬深いのはパパの方でしっかり者のモテる息子くんでした笑