第9章 ちゃんと居る。
★影山飛雄★
あれは中学最後の試合だった
☆☆☆☆☆
相手のチームはブロックに長けたチームだった
このブロックを振り切らなきゃ勝てない
ここで終わんのか?負けんのか!?
・・・・違う!!俺は全国へ行く!!
影山「もっと速く動け!!もっと高く飛べ!!俺のトスに合わせろ!!勝ちたいなら!!」
はっとした時には遅かった
そして第一セット 相手のセットポイント
トスを上げた先
そこには誰も居なかった
あれは拒絶だ
”もうお前にはついて行かない”と
あいつらが俺に言った一球だった
そのまま俺は、ベンチに下げられ中学最後の試合は終わった
☆☆☆☆☆