第7章 初めての女の子扱い。
★★
田中「じゃあ俺こっちなんで、スガさんお疲れっス!もまたな~」
菅原「お疲れ^^」
「お疲れ様です」
田中先輩と別れて、菅原先輩と二人の時間・・・・・
私の苦手な・・・・・楽しみな・・・・・そんな時間。
さっきの事があって余計にどうしていいのかわからない
菅原・「「・・・・・・」」
だけど、この沈黙を何とかしなくては!!
そんな事を考えながら歩いてるときだった
「うっわぁあっ!!!」ドテンッ
菅原「っ!?!!大丈夫!?」
何も無い
そう、全く何も引っ掛かりのない道でこけてしまった
「あいたたたた・・・・・」
あぁ・・・・穴があったら入りたい。
菅原「膝擦りむいてるな・・・ちょっと見せて」
私の顔はみるみる熱を持つ
「あああっ!!だ、大丈夫ですから!!全然このくらい平気ですぅ!!」
菅原「ダーメ!!いいから見せてみ?」
そう言って菅原さんは、私の前にしゃがみ込んで鞄を漁った
「あ、あの・・・・?」
菅原「はさ、身長低いのとか幼く見えるのとか気にしてるよね」
「え?あ・・・・はぃ・・・」
菅原「俺はいいと思うけどな」
「え?」
菅原「身長低いの可愛いじゃん^^幼くみえるかもしんないけど・・・・の笑った顔、女の子の顔してたよ^^」
又だ・・・・・苦しい。
胸がギュウウゥウウウウって締め付ける
菅原「ハイ、できた!!」
「あ!!」
菅原先輩は、私の膝に絆創膏を貼ってくれた
「わわっ!すいません!!ありがとうございます!!」
菅原「じゃあ、帰るべ^^」
先輩は私の目の前に手をすっと差し出した
私はその手を掴んだ
-ドクンッ-
又大きく胸が弾けた