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私のスキを貰って下さい。

第4章 大事な一歩。


★★



そんなこんなで菅原先輩とたわいもない会話をしながら第二体育館に着いた


木曜日 午前5時15分



菅原「もう、影山も日向も来てるみたいだな^^」

「ですね!!」



ガララッ



菅原「おース・・・・・!?」

「おはよーぅ・・・・!!」



体育館の中では、影山と翔陽がレシーブの練習をしていた


最初の頃は、顔面で受けたり、教頭先生の被り物を飛ばしたり、散々だったのに・・・・


影山が打つボールをちゃんと拾ってる!それに、影山のとこに返せてる!数日の間でここまで成長できるもんなんだ・・・・



「凄い・・・・」

菅原「・・・・・・」



私も菅原先輩も、二人のラリーをただただ見てた


そんな時に・・・・・



田中「~♪食パン銜えた美少女とどーん☆つって」ガラ・・・



田中先輩はご機嫌に歌を歌いながらやってきた



田中「え、」



田中先輩は中の様子を見て驚いたみたいで、菅原先輩に話しかけた



田中「え・・・コレどのくらいやってんスか」

菅原「俺たちが来てからは15分経ってる」

田中「連続スか?」

菅原「うん」

田中「ゲッ」



そう。もう15分以上は続いてる



時間は午前5時30分


翔陽は大分バテテるみたい・・・・

影山も疲れてるな



影山「そろそろ限界だろ!もうこのくらいで」
日向「まだっ!ボール・・・!!落としてない!!!」

影山「!!」



影山は、体力も限界な翔陽に、無茶なボールを打った



日向「!」



田中「うわっ!影山性格悪っ」

影山(はっ!!)



しまったって顔してる!?

やっぱ無意識なんだあの性格・・・



もう凄い息も切れてて、体力も限界なのに・・・



「翔陽・・・」



苦しそう。私ならきっと止まってる


なのに


それでもボールを追いかける


取れると信じて・・・・・



そんな翔陽に、精一杯の応援するよ



「翔陽ー!!行っけぇえーーー!!」

日向「!!」




届いて!!



限界からの







大事な一歩。
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