第26章 合宿に向けて。
-合宿3日前-
月島「キミってよく体育休むよね」
「え?あ、蛍・・・蛍は・・・サボり?」
月島「あんな本気でやっても疲れるだけでしょ」
「そうかな?楽しそうだけど」
月島「僕には楽しそうに見えないけどね」
「そうなの?でもまぁ・・・木陰に居るのも気持ちイイけどねっ」
月島「もしかして、それが理由で休んでるの」
「へへっ、まぁ・・・そんなとこ」ニカッ
月島「ふーん。それでよくバレー部のマネージャーなんてしようと思ったね」
「烏野高校男子バレー部は、私の憧れだったからさっ」
月島「・・・・日向みたいなこと言うね」
「蛍だって、本気でやったって仕方無いとか言うし、チームワークとか嫌いなくせにバレー部入ってんじゃん」
月島「・・・・・」
「バレー、好きなんでしょ?」
月島「別に・・・」
「そっか・・・ねぇ、蛍!!」
月島「何」
「私があんまり体育出てないことさ・・・」
月島「別に誰にも言う気なんて無いけど」
「ありがとっ」^^
月島「キミの話なんてわざわざしないしね」
「ちょっと!!そこはもうちょっとしてよ!!マネージャー頑張ってるよねっ!とか、あいつ居ると助かるよな!とかさっ」
月島「そもそも、キミってそんなに役にたってないんじゃないの」ニヤッ
(ゲェーン!!)
月島「じゃあ僕は戻るから」
「合宿で蛍が驚くくらいのご飯とか作ってやるんだからっ!!もっと皆の役にたってやるんだからー!!」
月島「へぇ、それは楽しみだなぁ!期待してるよ!マネージャーさんっ」
「うっ・・・くそぉ!絶対”うまい”って言わせてやるー!!」