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私のスキを貰って下さい。

第22章 優しすぎるエース。


西谷「そうか!!じゃあ潔子さんにも俺の想いは届いてるんだな」キラキラ

「凄く届いてると思いますよ」



無視したくなるほどに・・・・



「なので、私の事は気にせず清水先輩にアタック頑張って下さい!応援してるのでっ!!」

西谷「・・・・お前、本当にいい奴だな!!よしっ!俺の妹分にしてやるっ!!」

「それは大丈夫です!」

菅原「西谷ー!ー!お前らも早くこっち来い」

「っ!!孝支先輩っ!!今行きますー!!」ルンルン♪

西谷「!?」何か態度違わねーか!?

「西谷先輩!行きますよ!孝支先輩が呼んでますからっ」^^

西谷「おっ、おう・・・」



私は孝支先輩に呼んでもらったのが嬉しくて、ルンルンにスキップをしながら先輩の元へ向かった



日向「がスキップしてるっ!!」か、かかっ、かわい〜!

月島「いい歳してスキップって」プスプス

山口「ってまだまだ子供だよね」

「2人ともうるさーい!!」

影山「ほらお前の分」



私の分の中華まんを持っていた飛雄は、私の口の中にいきなり放りこんだ



「っ!!はひはほっ!」モグモグ

影山「?」

「ありがとうって言ったの」美味しい!

影山「ああ」

菅原「はいつも美味そうに食うよな」^^

「そ、そそそっそう・・・ですか?」



中華まんを口にくわえながらチラッと先輩の事を見上げる


-ドキッ-


先輩がこっちを見ながら笑ってる・・・

孝支先輩に頬張ってる所を見られたかと思うと急に食べる事が恥ずかしくなった

孝支先輩を前にすると、ドキドキと嬉しさが止まらなくなる


もっと可愛くなりたいとか

もっと女の子らしくいたいとか

もっと一緒に居たいとか

もっと近づきたいとか

もっと先輩の役にたちたいとか



恋をすると、”もっともっと”って欲張りになる

こんなに欲張りな私を知ってしまったら・・・先輩はどう思うんだろう・・・

そもそも先輩は今、私の事をどう思ってるのかな?





気になる・・・・
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