第21章 帰って来た守護神。
西谷「女子がもう一人いれば、潔子さんも喜ぶ。これからもヨロシク頼む」
「あ・・・はい」
田中「ノヤっさん!!男前っ!!」
日向「何かカッコイイ~!!」キラキラ
あ、何かこの先輩も、龍先輩と同じやつだ・・・・・
菅原「ごめんな、騒がしい奴で」苦笑
「いえ、何か龍先輩で免疫付いたんで大丈夫です」
澤村「相変わらずだな」苦笑
西谷先輩は、飛雄と翔陽にこの学校に来た理由を熱く、情熱的にものすごく真面目に語っていた
西谷「女子の制服が好みだったからだ 凄く!」
・影山・日向「「「・・・・・」」」
その後も黒の学ランについて語ってくれた・・・・わざわざ・・・
西谷「あ!!!」くんくん
・影山・日向「「「!?」」」ビクッ
語っていたかと思ったら、何かに反応したように入口の方へかけていった
西谷「潔子さぁ~ん!!!貴女に会いに来ました潔子さぁ~ん!!!」
清水「!?」ビクッ
何だか・・・・もの凄く濃い!!
菅原「相変わらず嵐のようだな・・・」
「台風・・・・」
日向「ゲリラ豪雨・・・」
影山「・・・・・・」
澤村「ハハハ!喧しいだろ!・・・でも、プレーはびっくりするくらい・・・・静か。」
澤村先輩の言葉にもう一度西谷先輩を見た
あんな嵐のような先輩からは”静か”なんて想像できないけど、でも私たちは確かにこの目で見た
飛雄の強烈なサーブを、静かに・・・勢いも回転も殺して取る綺麗なサーブレシーブだった