第16章 王様の変化。
★★
私よりも全然身長の高い先輩を見上げる
私の目には少し涙が溜まってウルウルしてる
緊張のせいなのかな、頬は赤く染まってると思う
「孝支先輩・・・私・・・見てるだけでドキドキしちゃいます」
菅原「俺も・・・何かドキドキする」
私たちは見つめ合う
そう 私たちは今、同じ気持ち
私たちは今・・・・・
影山「!?バカか!どう見てもおめーの球じゃねえだろ!!」
日向「ごめんなさい!!!」
「わぁー!!翔陽ドンマイ!!」
菅原「日向落ち着いてっ!!」
試合の最中なのです
なんだけど・・・・
日向「オッオーライッ オーラ・・・あ「おふっ」
さっきから・・・・
日向「ぎっ「!?」
翔陽が自分の範囲じゃないとこまで動いちゃって
龍先輩や澤村先輩、挙げ句には飛雄の所にまでぶつかりに行く始末
ベンチからこれを見てるのは本当冷や冷やものだ
そして気づけばマッチポイント
青葉城西が24点なのに対し烏野は18点
後1点取られたら1セット目が終わってしまう
澤村「よし!確実に1点ずつ返してこう!次のサーブは・・・あ゛っ」汗
この時の皆の思っていることは一緒だったと思う
よりによって・・・・このタイミングで・・・
菅原・「「日向/翔陽のサーブ・・・!!」」汗