第14章 感謝の気持ち。
★★
飛雄・・・か。
悪くないなっ♪
―ガララ―
澤村「集合っ!!」
武田先生の元に行っていた澤村先輩が戻ってきて集合をかけた
「「「「アース」」」」
集合するとすぐに武田先生も体育館にやってきた
皆が集まって話始めたのは、火曜日の練習試合でのポジション
昨日、肉まんを皆で食べた後、澤村先輩と飛雄と孝支先輩で話をして決めたらしい
飛雄と翔陽はセットで使いたいらしく、翔陽がデカさの重要なMB(ミドルブロッカー)に選ばれた
日向「MBって・・・ノッポヤロー月島と同じポジション!?」
(ノッポヤロー月島って!)プスス
月島「・・・・・・。」ギロッ
「・・・・・・。」汗
武田「あっちょちょっと、ポジションおさらいしていい!?」
先生は『バレーボールHOW TO』と書かれた本を片手にポジションのおさらいを始めた
セッター(S) スパイクの為のトスを上げ攻撃を組み立てる司令塔
(孝支先輩・飛雄)
ウィングスパイカー(WS) 攻撃の中核を担う攻守のバランスが取れたオールラウンダー
(澤村先輩・龍先輩)
ミドルブロッカー(MB) ブロックで相手の攻撃をはばみ主に速攻で得点 更に囮として敵のブロックを引きつける
(月島・翔陽)
武田「こんな感じでOK?」
澤村「他にも守備専門とかもあるんですが、今回はそれでOKです」^^
武田先生は初心者だからって、ちゃんと覚えようと色々勉強してる
練習試合も頑張って組んできてくれたみたいだし・・・
本当に良い先生だよね
先生が指導の方もできたらそれが一番なんだろうなぁ
なぁんて無理な事を願ったってしょうがないか!