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【呪術廻戦/五条】嘘がつけない

第3章 二人は一つ


「…きれぃ…」
「ん?」

見惚れた。

なんて、言えなくて私は黙って首を振った。


「少し激しく動くよ。」

そう言って、私の腰を両手で掴むと、ゆるゆるも動き出し、だんだんと激しさを増していった。


奥に当たるたびに声が上がる。
心臓がうるさくてたまらない。
上手く息できなくて熱い。


「んっ…出そうっ…」

悟さんは私の両手首を掴み、自分の方へと固定するように引っ張った。

動けない私は突かれ、乱された。

「あっ…あぁっ…」

「っ…」
「はっ…あっ…」


最後、イク瞬間悟さんは自身を私のナカから取り出し、私な胸からお腹にかけて全てを出し切った。

「あっぶなー。ナカ出すとこだった。」
「…。」

ぬちゃと、お腹に出された白濁した液を私は指先でぬぐった。

「次からはちゃんとゴムするから。」


ーー…次あるんだ。


ちゅっとおでこにキスを落とされ、私は起き上がった。











■□■□■□



軽くシャワーで綺麗にしてルームウェアをきて、部屋に戻ると、悟さんがベッドを綺麗にしてくれていた。


「ありがとう…。」

もう自室に帰っちゃったもんだと思ったから意外だった。

「普通するでしょ。どれだけ僕のことゲスい男だと思ってるの。」
「えへ。」


そう笑うと、悟さんは私を手招きして一緒にまたベッドに座った。


「それじゃあ、そう言うことで。恋人同士ね?」
「…え?」

「何驚いてるの。」
「あ、いやっ。」

私は首を振った。

「僕、恋人以外抱けないタイプだよ?」

膝な上の私の手をそっと握り、私の顔を覗き込むように言う悟さんに私は目を逸らした。


「だって、傑さんと競い合うじゃん…」

今回だって傑さんにキスマークを私を通して自分につけられたのが、きっかけじゃないか…。

ぽそっと言うと悟さんは笑った。

「傑は…あれは無視していいよ。」
「無視?」
「あれは…うーん。」

悩む悟さんに私は首を傾げた。



「…今度、傑に聞いて。」

と、小さく言うのだった。

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