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【呪術廻戦/五条】嘘がつけない

第3章 二人は一つ


遊びってなんだったの?
勝ったらどうなるの?
負けたら抱かれるの?


「んん…っ」

ちゅ、ちゅ…っと、鎖骨の周りにキスを落としていく、悟さんの肩をぐっと押し返そうとした。


「なーに?抵抗?」

無駄無駄と、喉の奥で笑いながら、柔らかい舌が鎖骨から首にかけてつたっていき、ゾクゾクとした。


「は柔らかいねぇ。」

お腹や腕に手を沿わせ、悟さんは傑さんと同じ様なことを言った。
そんなみんなに柔らかいって言われたら、少し自分の身体に自信がなくなった。

「そんなに…太ってる?」
「いや?僕の周りは術師ばかりだからね。みんな筋肉団子ばかりさ。」

「……。」


そんなに、いろんな女性を相手にしてるんだ。



別にそのうちの一人なんだと自分でわかっていても、なんだか腹が立って、すぃっと視線を逸らした。


「あ、今。ヤキモチ妬いたでしょ。」

シャツの隙間からお腹を撫でながら、無理矢理私の視界に入ってきた悟はなんだか嬉しそうだ。


「ちゃんはわかりやすいねぇ。術師とは稽古で組み手をしたりするのさ。ちなみに、非術師の相手をするのはが初めて。非術師童貞だよ。」

変な単語が飛び出して私は笑ってしまった。

「非術師童貞って何。」
「あまりにが弱すぎて、壊してしまわないか少し怖いぐらいさ。」
「じゃあ、私は術師処女?」
「ちゃんの処女いただきまーす。」


くすくすっと笑い合いながら、悟さんは私の頬にキスを落とした。


お腹にあった手は少しずつ上に上がってきて、私は身を固くした。


「心臓やばい…。」
耳元で悟さんが囁いた。

それはそうだろう。私の心臓だもの。
今までにないくらいきっと高鳴っているはずだ。


「悟さんのはいまだに静かなんだけど…。ドキドキしてくれないの?」
「訓練してるから、心臓強いんだよ。大丈夫。興奮はしてるよ。しっかりとね。」

ぐぃっと、シャツが捲られあらわになった胸に悟さんの舌が這った。

「…ぁ……ん。」


吸ったり舐める水音がより一層私を興奮させていく。

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