第14章 二人はずっとずっと一緒
目隠しをしたままの悟さんは、いつもの格好だから、本当に“五条先生”だ。
見えている口元だけがニヤッと笑い、私を押して壁に押し付けた。
「さとるっさ…」
「先生。でしょ?。」
顎を掴まれ上を向かされると角度を変え、綺麗に重なるように口付けられた。
「ほら、先生っていってごらんよ。」
ぐっと押し付けられた下半身は硬くすでに腫れ上がっている。
「…っ。」
ーー…一回だけって言ったのに!
「教育的指導が必要かな。」
悟さんは目隠しを取ると、そのままそれで私の両手首を縛り頭の上に固定した。
「あーあー、胸が大きいからお腹やっぱり出ちゃってるじゃん。」
「悟さんっ…」
「先生だって。わからない?」
「…っ。」
爪でシャツの隙間からお腹をつーーっと撫でられ、私はビクッとしてしまった。
「…先生……」
私がつぶやくと、満足したように悟さんはニコッと笑った。
「くぅ、いいねー、ゾクゾクしちゃう。今日は先生でよろしくね。。」
お腹からシャツに手を忍ばせ、背中を撫でながら悟さんが笑って言った。
「なるべく脱がさずやりたいな…。」
「…ひゃ」
背中のホックを外し、指は優しくフェザータッチされていく。
「……んんっ」
「ここは外すか。」
制服のジャケットの一番上のボタンを外され、中のシャツのボタンは二つほど外された。
「うわ、えっろ。」
頭の上で目隠しで縛られ、乱された制服。
「今俺が学生だったら、多分狂って抱いてるね。」
「……俺?」
「あー、高専時は俺だったからね。さーて。どこから味わおうかなー。」
ぺろっと舌を出し、私の両頬を掴んだ。
「せ、先生っ…。」
私が言うと、悟さんはぴたっと止まった。
「…お願い五条先生ーー…、こういうのはやっぱり…。」
やめようよって言おうとしたけれど、それは敵わなかった。
「んっ…んん…!」
絡められた舌に、私は必死に押し返そうとした。