第1章 ダンデifストーリー
もしあそこでOKを出していたら〜
「いいですよ…」
「本当か! ならこの後予定空いているか?」
「空いてはいますけどなにかするんですか?」
「そのままホップも連れて実家に帰ろうと思っていたんだ!」
「いきなり実家ですか!?」
「遅かれ早かれだな!」
「行くぞ!」
そんな勢いでダンデさんに連れていかれ2時間後にはダンデさんの弟とタクシーに乗っていた
「よ、よろしくねホップくん…」
「よろしくお願いします…」
何この雰囲気すんごい気まずい
デジャブじゃん
そりゃー兄貴の彼女にいきなり挨拶とか無理だよな
「そ、そういえばホップくんはいつからポケモン好きなの?」
「8年前からです…」
「それって…」
「気づいた時にはもうポケモンが好きでした…」
「わかる!!!」
「…?」
「ダンデさんのポケモンの扱い方とか1番近くで見てきたもんね!!!」
「そ、そうなんです!」
「だよね!! 身内にチャンピオンとか自慢だしね!!しかもチョーゼツ強くてかっこよくてポケモンにも人にも優しくてさ!」
「うん!!」
「仲良くなってくれて嬉しいぜ」
ダンデさんが微笑ましそうにこちらを見て言ってくる
「お互い近いところで見ていたからだよね!!」
「はい!!」
「そうかそうか!」
照れくさそうに笑うダンデさん
チャンピオンの時は1度も見せたことない笑顔に惹かれる
そんなこんなでダンデさんの実家に着いた
「ただいま!」
「ただいま!!」
「おかえりーって横の子は?」
「お、お邪魔します…」
「この前から言ってた人だ!」
「!?!?」
ニコッとダンデさんが笑ってくる
「ど、どうも」
「さっきテレビに映ってた子じゃない!」
「そうだ!」
「この子だったのね〜この子ならお母さんは許せるわ〜うちの子をよろしくねー」
「気が早いぞ」
笑いながら軽く返すダンデさん
そこ軽く返すとこじゃなくない!?と思いつつ愛想笑いをしているとお義母さんがよってきて耳打ちをしてくる
「この子4年前からあなたの事が気になるって言ってたけどチャンピオンがチャレンジャーに告白するのはどうなのかって待っていたのよあとこの子初の彼女だから色々よろしくね」
お母さんもお母さんだ…
私これからどうなるのー!!!!
幸せ実家受けいれEND
あとの生活は個人の想像力にお任せいたします
( ≖ᴗ≖)ニヤッ
