第4章 幼馴染の目の前で
毎日毎日自分は極太触手に犯され、孕まされ、出産を繰り返していた。そんなある日のこと突然インターホンが鳴り響く。
誰だろうかと扉を開けるとそこに立っていたのは2つ年上の幼馴染、京介にぃの姿があった。
京介にぃはぶっきらぼうだがとても優しい男の人だ。小さい頃はそんな京介にぃに片想いしてたっけ。でも釣り合わないと思って諦めたんだよね、懐かしい。
「どうしたの……京介にぃ?」
「話がある」
上がらせてもらう。そう言って家に上がった京介にぃ。少し強引なところも変わってないや……内心苦笑いを浮かべながら後ろを着いていく。
そしてリビングに入るなり白月さんに向かって京介にぃは低い声で「おい」と声をかけた。
「……なんでしょう?」
「なんでしょう? じゃねぇよこの触手の化け物が。琴美をぶち犯してたこと、知ってんだぞ」
「え……っ」
「路地裏から声が聞こえると思ったらお前が襲われてた。しかもなんだよ、出産までさせられてたよな」
全部、見られていた。
それも京介にぃに。
何も言えずに立ち尽くしていると、京介にぃが自分のことを抱き寄せた。って、え?
「京介にぃっ……!?」
「ぜってぇお前から琴美を解放させる」
―――俺の方が昔からこいつのこと好きだったんだよ。
突然のカミングアウトに硬直する自分、そして白月さん。
しかし白月さんはすぐにくすくすと笑い始めた。
「無駄ですよ。琴美さんは私のものです……ね、琴美さん。私の触手とのえっち……好きですもんね?」
「ッ……」
「毎日毎日私に向かって"早く犯して"って強請ってくるんです。可愛らしいですよ……貴方が望むなら、今ここで琴美さんが私の触手で乱れる様を見せて差しあげてもいいのですよ?」
そう言って自分の腕を引き抱き寄せる白月さん。京介にぃは拳を強く握りしめ、あからさまに怒っていた。
そして一瞬の隙をついて触手が京介にぃを拘束した。京介にぃは振りほどこうとするけれど、無理だった。
かなり力強いはずなのにそれ以上に強いの……触手って……。
そんなことを考えていると、白月さんの手がするりと下着の中に入り、いきなり三本指を突っ込んでぐちぐちとナカを掻き回し始めた。
「あっあっ♡京介にぃの前なのにぃ……っ♡」
「ほら、見せつけましょう? 私達のえっち」
―――特別に、前に話した媚薬作用のある一番太い触手で犯して差し上げますよ。
