第3章 逃走と淫紋
路地裏での極太触手えっちがまた始まった。
出産時の快楽で敏感になったナカを容赦なくどちゅどちゅと激しく突き上げられる。
「んあっ、激しっ……激し、よぉっ……」
「おやおや、激しくいじめられるのがお好きなのでは?」
「す、き……すきぃ……」
「ふふっ、ではもっと激しくしましょうね」
ごちゅっ……ぐちゅうっ……。
深い所まで突かれて、触手が何度も何度も子宮口をノックする。最初はそれで留まっていたが、白月さんが何かを呟いた瞬間―――子宮口をぐりゅぐりゅとこじ開けようとしてくる。
中に入ろうとしてる。触手が、子宮の中に入ろうとしてる……っ。
「あ……は、ぅ……!」
「ほら、触手が子宮の中に入りたがっていますよ……頑張って受け入れてください?」
「さっきので、精一ぱ……っあぁぁあああ……!?」
ずちゅっ……。
そんな音を立てて子宮口をこじ開けた極太触手が子宮の中に入ってきた。また子宮内をのたうち回られ規格外の快楽に襲われる。
触手は子宮の中で蠢き、のたうち回り、突き上げ、様々な方法で自分に快楽を与えてくる。
「あうっ、あっあっ、ひ、あぁあっ」
悲鳴のような喘ぎ声が漏れる。
そんな自分を見て微笑む白月さんの目にはドロドロとした独占欲やそんな黒い感情が渦巻いていたことに気づくことはないのだろう。
「子宮の中を犯されるの、お好きですか?」
「んぅっ……す、きぃっ……これ好きぃっ……」
「ではもっと突いて差し上げますね」
子宮の中まで犯されて、感じて、どうしようもない女だ。
どちゅどちゅと激しく子宮内を突き上げられ、自分はその激しさに耐えきれずいつの間にか気を失っていた。
*
「…………おや」
喘ぎ声が聞こえなくなったと思ったら、気絶してしまったか。
ずず……っと触手を引き抜こうとするときゅうきゅうっと締め付けてくる。どこまで淫乱なんだ。
半ば強引に引き抜き、ぬぽっと音を立てて愛液塗れの触手が顔を出す。
「さて、帰りましょうか。私たちの愛の巣に」
拘束を解き、服を着せた後私は彼女を優しく抱き抱えて帰路に着いた。
私達が愛し合っていた一部始終を見ていた者がいたとは知らずに。
「…………なんだよ、あれ……」