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【ヒロアカ】change the truth【R18】

第3章 いざ、1年A組へ


食事が終わり、相澤先生は少し真剣な表情になった。

「伝えておくことがある。来週の水曜のヒーロー基礎学だが人命救助(レスキュー)訓練だ。まだお前は個性が何なのかわかっていない状況だから見学という形で参加してもらう」

「わかりました」

静かに答える。相澤先生の目をしっかりと見つめながら。

「見学だからって気を抜くなよ。周りをよく観察しろ。それも立派な訓練だ」

そう付け加える先生の言葉に、私は小さく頷いた。見学であっても、得られるものは必ずある。それを無駄にしないように、全力で向き合おう。自分の個性を知る日が来るまで、できることを少しずつ積み上げる。それが今の私にできる精一杯だった。
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