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ブルーロック✖️裏恋

第1章 1夜


絶頂を求めるような激しい動きベッドが軋む


「はぁ、、くっ、、もうっ、、、イキそー、、」

『ンんっ、、イッて、、、あぁっ、、、』


乙也君はブルッと身震いすると欲を吐き出した





「ハァッ、、マジ最高ー…気持ち良すぎて飛んだわ。」


お互い息を整えるようにベッドに身を沈ませる



『ハァ、、余韻に浸る時間はないですよ?あと2分で退室しないと。』

「ええ〜酷くない?何かやり捨てされた気分になんじゃん。」

『ここはそういう場所なんで。』


ムスッと口を尖らせる乙也君にタオルを差し出し勘違いしないよう、あくまでも端的に応える


お互い感情移入はしてはいけない。


性欲が盛んな男子高校生に理解を求めるのは難しいかもしれないけれど、乙也君は多分分かってる


そんな気がする。



タオルを受け取った乙也君は黙って汗を拭い手早く着替えをすませると、そのままドアの方へと足を進める


「ねぇ。」

『?』

ふと振り向く彼にどうかしたのかと首を傾ける


「オネーさん、名前は?」

『・・・・え?』

「名前、教えてよ。」

『・・・・。』


真っ直ぐ見つめられ思わず口篭ってしまう

名前なんて知ったところで私とはこれきりの関係だし、もう会う事はないかもしれないのに。


ブルーロックのシステムは多少なりとも頭に入れてある。
日本をW杯優勝へと導くストライカーを育てる為の施設で、選考をクリアしなければその時点で脱落。

私は最初からいた訳ではないけれど、ここへ来た時はすでに人数は半分以下に減っていると聞いた。



今、ここに乙也君がいるという事は彼はきっと優秀な選手なんだろう


ーーーーーでも、、、、


そんな事を考えていると、ブーーーッと時間終了のタイマーが鳴り響いた


 

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