第11章 オフ③
再び手がズボンへ掛かり一気に太ももあたりまで下げられる
『嫌っ、、』
「モカちゃん、大きな声出したら分かってるよね?もう痛い思いしたくないでしょ〜?
はぁ〜♡それより相変わらず綺麗な肌だね〜スベスベしてて気持ち良いなぁ♡あとで全身ゆ〜っくり可愛がってあげるからね?
とりあえず今は〜」
『〜〜〜⁉︎』
太ももを撫でていた手が敏感な箇所へと触れ、薄い布越しに指が割れ目をなぞる。
ブンブンと首を横に振りながら足を固く閉じて抵抗していると、
「そんな顔で必死に抵抗されたら無理矢理犯したくなっちゃうじゃん♪」
耳を疑うような台詞を吐いてきた。
ーーーー嘘、、でしょ⁇
「ん〜…でもここでしたらモカちゃんのやらしい姿誰かに見られちゃうかもだしさすがにそれは僕も嫌だから………口でシてくれる♡?」
『そ、、そんなのするわけないっ』
何とかして起き上がろうとするも、馬乗りにされたままでは起き上がる事すら出来ない。
その間も西野入さんは嬉々とした表情でカチャカチャと自身のベルトを緩めている。
なんでこんな事にーーーーー……
仕事だと割り切れば我慢出来る
我慢出来るけど………
今日は"モカ"じゃなくてずっととして過ごしてきた。
それにーーーーー
彼らと一日賑やかな時間を共にしたせいか、普通の女の子になったような気がして、、、、
けど現実はそんなに甘くなかった。
目尻に溜まった涙がソファを濡らす。
(仕事を辞めたからってそんな都合良くいくわけないか…………
社長はああいう風に言ってくれたけどやっぱり私はこういう世界で生きていくしかないんだ。)
抵抗する気を失った私を見て、西野入さんは笑みを深め、
「モカちゃんはお利口さんだね〜♡」
ズボンから起立したモノを取り出した