第2章 心花の過去
~アジトに帰ってきて~
佐野「ん…なんであんな場所にいたのか教えろ、」
心花「んっと、私は母がナンバーワンキャバ嬢。父はここらへんで一番有名なキャバクラの社長で大金持ち一家の4番目の子、」
「そんな時、ママは心臓病で突如亡くなったの。」
「ママをなくしたパパは狂うように仕事をするようになった。一回体調がおかしくなって倒れるくらいね、ママは私のほかに今は25歳の長男、22歳の次男、19歳の長女がいて11歳の妹と双子の弟がいるの、だから育てるお金が必要で、仕事にくるってた、」
「跡継ぎの話だってされた。長男はもう他の仕事の経営者、次男は頭がきれて経営なんてチョー向いてたから次男ってことで収まったの、」
「長女は今じゃ有名なスポーツ選手…」
「妹と弟は…頭がきれてスポーツだってなんだってできるし顔もいい、ホスト、キャバ嬢、経営者、社長、なんだってできると思うよ、」
「けど私は違った。」