第5章 想い
凛「…真田さんね。あなたの好きな人は…」
宮木さんは静かに話している。
宗太「もし、恨んでいるなら、未衣
じゃなくて、俺を恨んで…」
凛「そんなハッキリと言われたのは
初めてよ…」
宗太「ごめんなさい…」
凛「でも、まぁいいわ。今回は、
これでひいてあげる。」
すると、宮木さんは歩き出して
後ろを振り向き言った。
凛「ありがとう… ハッキリと振っ
てくれて。でも、ちょっとは、好き
だったからね。あなたのこと…」
俺は宮木さんに言う。
宗太「こんな泣き虫な俺をちょっと
でも好きになってくれてありがと
う…ございました…」
すると宮木さんは綺麗に笑って歩いて行った。