第3章 ライバル
放課後。
私は、覚悟をついて屋上に向かう。
すると、宮木さんがいた。
凛「真田さん、来てくれたのね。」
彼女は顔は笑っているけど目は笑ってない。
未衣「で、話って何かな?」
分かってる。あなたが言いたいことは…
凛「真田さんの幼馴染みかっこいい
よね。泣き虫なところはあれだけ
と、顔はタイプなの。私。」
未衣「だから?」
すると、宮木さんは鋭い目で私を見た。
凛「だから、今度は、大宮君を
狙うことにするわ。だから…」
宮木さんは低い声で、
凛「邪魔したらどうなるか分かってるわね?」
彼女は、そう言って屋上を出た。