第3章 ライバル
未衣「… ありがとう。宗太。」
宗太「そうそう!その顔!その顔
がいい!じゃあ、俺行くね!」
彼は数学の教科書を受け取り自分
の教室に戻った。
麻莉奈「青春だね!未衣!」
未衣「麻莉奈… 私… 諦めたくない…」
麻莉奈「そうよ!諦めちゃダメだよ!未衣!」
彼の笑顔を近くでみたい…
私は、宮木さんみたいに可愛くないけど、
彼を好きな気持ちは誰にも負けない。
だって、小さい頃から好きなんだもん。
今更、この気持ちを譲るわけにはいかないよ。
未衣「絶対に負けない…」
私は強く決心した。