第19章 あとがき
ゲーム世界に入ることが出来たら楽しいんだろな、と思ったことがありますか?
子どもの頃はありました。でも、今はちょっとだけ「怖い」という感情があります。それが、大人になってしまった代償なのでしょうか
子どもの頃、どこかでこんな話を聞いたことがありました。「子どもは人形に喋ったり動いて欲しいと思っているが、大人はそれを恐れている」
それがどういうことなのか、当時の子どもだった作者には分かりませんでした。でも今なら、少しだけ分かる気がします
人形にしか知らない本当を、子どもに囁かれたら困るからです
人形は喋らないし動かない。だから人形の前で、あんなことやこんなことを話したり、とんでもない現場を見させても構わないだろう、なんて思うのかもしれません
もちろん、作者は人形や、この作品のアバターたちのような言葉を話さない何かに話しかけることが悪いと言いたい訳ではありません。そうやって喋らないし勝手に動かないけれど、話しかけたり世話をしてやったりで手間暇かけることで心の救いになるのは、作者も同じです
さて、そんな作者が今回この作品を書こうと思ったきっかけは、第1に歌詞太郎さんのファンであること、そして次には、最近遊んでいるとある着せ替えゲームで、カシタローさんそっくりのアバターを作ったからでした
知っている方は気づくかもしれません。この作品の「キセカエン」はあるゲームによく似せています。オリジナル性を持たせるために、箱庭という町の設定にしただけでした、許してください……()
とはいえ、町にするとまた別のゲームに似てきそうな予感はしますが……まぁそこは、ご容赦ください……
歌詞太郎さんについては、歌でしか知らないので性格の不一致があるかもしれませんね。でもまぁ、アバターだった訳だし……?多少のブレは許されるかなーと(すみません)すみません
歌詞太郎さんは、私が他者に興味を持ったきっかけの人でした。ゲーム実況者も歌い手さんもそれなりに知ってはいたし好きだけど、そこまで沼った始まりの人が歌詞太郎さんです。配信とかは追えていないんですけどね……元気に活動しているのなら、なんでもいいです(笑)
さて、そろそろ文字数制限が迫ってきたので今回はここまでにします
次回はまた社さん絡みの話になるかと思います。良かったら、閲覧して下さると幸いです
ではではまた、どこかで