第3章 オリエンテーション
『ただでさえ髪色で目立ってるからさ…』
サラサラの銀髪は確かに目立つがそれ以上には美しいという事を自覚してない
尚美「ちょっといいかしら?」
『尚美?何?』
尚美「シャンプーは何を使ってるの?」
シャンプーと聞いたはキョトンとしている
『市販のシャンプーだよ?桜の香りで大好きなの!』
先輩にも関わらずNO敬語だが丑木 尚美は怒ることも無く笑っている
尚美「じゃあ好きな香りは桜なの?」
『うぅーん…金木犀も好きかな』
けれど匂いは統一してるのかふわりと桜の香りを纏っている