第2章 始まり
『失礼しました〜。あっ!これから重い物は恭介にお願いします〜』
ドアを閉めたさんはキョトンとした顔をして私達を見つめています
『あれ?つぅ先生もちぃ先生も職員室に行かなくていいの?』
司「えぇ。私はちょっと保健室に」
『えっ!?つぅ君大丈夫!?さっきぶつかったから!?痛かったよね?』
あわあわしながら言うさんについ笑いが込み上げてしまいます
千尋「落ち着け。ちょっとした相談事だ」
司「はい。怪我とかではないですよ」
『そっそっかー…良かった…じゃあねつぅ先生、ちぃ先生』
手を振って行こうとするさんの手を掴む